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Data updated on 2025-08-10 19:48:17 UTC
全員が10代、新世代の旗手になり得るであろう、まごうことなきメロディックパンクバンドの船出。名古屋発3ピースバンド、HONESTが初となるフルアルバム『HONEST』を完成させた。
HONESTの始まりはソングライティングを手掛ける樋口浩太郎(Vo/G)が小学校5年生のときに遡る。たまたまMステでのKen Yokoyamaのパフォーマンスを目撃し、そこでメロディックパンクの洗礼を受けた彼はギターを手に取り、オリジナル曲の制作を開始。高校へ進学後にバイト代を貯め、メンバー集めを目的としたデモをすべてのパートを自ら演奏して制作。2020年12月のことであるが、今どきめずらしくMVにもサブスクにも頼らず、口コミのみで話題となり、それが第一歩となった。
その後、叩いてみた動画でドラムに興味を持ち、小学校2年からドラムを始めていた同じ高校の夏目拓実(Dr)を2021年6月にスカウト。2022年10月にはギタリストとしてHONESTと対バン経験があり、樋口と意気投合していた高橋太陽(Ba/Cho)がベーシストとして加入。樋口の情熱が現在の布陣を整えたと言っていいだろう。
そして、『HONEST』であるが、これぞという純メロディックパンクが詰め込まれた全13曲。キャッチーなサビからぶっちぎりで突っ走りながらしっかり響かせる「I Like You」、切ないメロディーとキレの良いリズムが噛み合う「Over Slept」、シリアスに駆け抜ける「Minority」、無骨に牙をむき出す「From Me To You」等、まさに、という出来栄え。
近年、時代性を気にせず並列に音楽へ触れられることもあり、何層にも折り重なったサウンドを鳴らすバンドも多い。それはそれで深みや面白さがあるのだが、とにかくこれが好きなんです、というアプローチは胸を打つ。情熱や憧れをぶちまけたい、バンドらしいスタイルでもあるのだ。
もちろん、そうは言っても一本調子なモノクロームではない。人懐っこいメロディーが後を引くミドルチューン「Honestly」、適度なビート感と胸を締め付けるメロディーが織りなすムードがたまらない「Let Me Be Near You」、迷いや憂いがサウンドにも投影されている「Goodbye」といった曲もあり、多面的な作りになっている。
また、背伸びした綺麗事ではなく、自らが軸となった歌詞もいい。日常の一場面で生まれるふとした感情やメロディックパンクとの出会いだけじゃなく、怒りや悲しみも正面から綴る。バンド名の通り、嘘偽りがないんだということを実感させてくれるのだ。
発売はフィジカルが、PIZZA OF DEATHレーベル直販サイト、PIZZA OF DEATH HOME、ライヴ会場での発売。各種配信サイトでももちろん聴くことができるので、それぞれの環境に応じて是非手にとってもらえたらと思う。
HONESTの始まりはソングライティングを手掛ける樋口浩太郎(Vo/G)が小学校5年生のときに遡る。たまたまMステでのKen Yokoyamaのパフォーマンスを目撃し、そこでメロディックパンクの洗礼を受けた彼はギターを手に取り、オリジナル曲の制作を開始。高校へ進学後にバイト代を貯め、メンバー集めを目的としたデモをすべてのパートを自ら演奏して制作。2020年12月のことであるが、今どきめずらしくMVにもサブスクにも頼らず、口コミのみで話題となり、それが第一歩となった。
その後、叩いてみた動画でドラムに興味を持ち、小学校2年からドラムを始めていた同じ高校の夏目拓実(Dr)を2021年6月にスカウト。2022年10月にはギタリストとしてHONESTと対バン経験があり、樋口と意気投合していた高橋太陽(Ba/Cho)がベーシストとして加入。樋口の情熱が現在の布陣を整えたと言っていいだろう。
そして、『HONEST』であるが、これぞという純メロディックパンクが詰め込まれた全13曲。キャッチーなサビからぶっちぎりで突っ走りながらしっかり響かせる「I Like You」、切ないメロディーとキレの良いリズムが噛み合う「Over Slept」、シリアスに駆け抜ける「Minority」、無骨に牙をむき出す「From Me To You」等、まさに、という出来栄え。
近年、時代性を気にせず並列に音楽へ触れられることもあり、何層にも折り重なったサウンドを鳴らすバンドも多い。それはそれで深みや面白さがあるのだが、とにかくこれが好きなんです、というアプローチは胸を打つ。情熱や憧れをぶちまけたい、バンドらしいスタイルでもあるのだ。
もちろん、そうは言っても一本調子なモノクロームではない。人懐っこいメロディーが後を引くミドルチューン「Honestly」、適度なビート感と胸を締め付けるメロディーが織りなすムードがたまらない「Let Me Be Near You」、迷いや憂いがサウンドにも投影されている「Goodbye」といった曲もあり、多面的な作りになっている。
また、背伸びした綺麗事ではなく、自らが軸となった歌詞もいい。日常の一場面で生まれるふとした感情やメロディックパンクとの出会いだけじゃなく、怒りや悲しみも正面から綴る。バンド名の通り、嘘偽りがないんだということを実感させてくれるのだ。
発売はフィジカルが、PIZZA OF DEATHレーベル直販サイト、PIZZA OF DEATH HOME、ライヴ会場での発売。各種配信サイトでももちろん聴くことができるので、それぞれの環境に応じて是非手にとってもらえたらと思う。
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